医常は異常

地方で医学を学んでいるものです。おもむくままに書いています。

アナフィラキシー

 2021年の10月に入り、コロナの感染者数の増加は一時的には収束に向かっている様子ですね。

またどうせ次の波がやってくるのでしょう。その際にまた今までと同じような飲食店休業要請などを行うんですかね。

今後も付き合っていかないとならない感染症なだけに、もう少し対応策に一貫性を持っていただけると旅行の予定なども立てやすくなるんですけどね。

 

さて、今日はCOVIDワクチンなどで頻繁に耳にするようになった「アナフィラキシー」についてです。

先日、センセーショナルな記事が飛び込んできました。

www3.nhk.or.jp

 

これについて各社のニュース記事を見て思ったことがあるので述べたいと思います。

 

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研修医の夏休み事情とタイへの一人旅

お久しぶりです。

無事、国家試験に受かりまして今は研修医を細々と続けております。

悲喜こもごもはたくさんありますが、そんな研修医生活はまた別記事にします。

 

今回はそんな研修医にもつかの間の休息、夏休みがもらえるという話です。

多くの病院は研修医ローテの中に夏休みローテもが組み込まれており、強制的に休みです。

もちろん、その間は呼び出されることもないですし、当直もありません。完全に解放されます。

1週間前後が標準的かと思われますが、それだけあれば海外に行けますよね。

そうなのです。普段の抑圧から解き放たれた研修医達は、PHSの届かない遥か彼方へ旅立ちがちです。

 

 

そんな私もごたぶんに漏れず、海外に行って参りました。

行き先は微笑みの国、タイです。そして一人です。

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タイの街並み

一人旅に憧れがあったのですが、働き始めてからより一層その気持ちが強まってきました。そして気づいたら、LCCの航空券とホテルを予約していました。

 

何故一人旅なのか、色々考えてみました。

1番は医師の業務が患者ありき、もっと端的に言うと病気に振り回されることの多い仕事、ということに由来する気がします。

失われた自分の時間への裁量権、それを取り戻すための私なりの1つの解が一人旅、なのかなと思います。

 

 

タイにはバンコクへ2泊3日です。

空港に降りたった瞬間から感じたのは蒸し暑い、その一言です。

7月はタイでは雨季みたいですが、滞在期間中は雨に降られることなくひたすら直射日光が襲いかかってきてました。

無駄に医学知識だけはある私のような人種は、マラリアデング熱が怖くて長袖を羽織っていましたので尚更です。

 

バンコクで感じたのは格差は凄いな、ということです。

屋台では30バーツ(100円くらい)あれば満足な量食べられます。

チップの文化もあるのですが、50バーツ(170円くらい)でありがたがられます。

 

では物価は安いのか、というと確かに日本よりは安いですが、びっくりするくらい安くはないです。

タイで流行っている mango tangoという店でのスムージーは80バーツ(280円くらい)でした。まあ日本でもありそうな価格帯ですよね。

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マンゴースムージー 爽やかな味わい

金銭感覚が全く異なるレベルでの格差がそこにはあるのだな、と見てて感じました。

 

日本ではスマホを持っているために覆い隠されてしまっている、見えない格差が問題になっていますが、タイでは格差がありありと目に見えます。そういう人々は、スマホをいじっていませんでした。

 

 

一人で旅行して深く感じたことを真っ先に書き連ねたので、少し陰鬱な文章となってしまいましたね。

タイの良かったところ、見所はたくさんありましたのでまた別記事にします。

医師国家試験教材レビュー0-2 五,六年生のイベント(おもに勉強と就活 ときどき飲み会)

だんだん花粉の時期になってきましたね。

近所にスギやヒノキがなくても飛んでくるって凄いですよね。

まあそんなものにまで反応してしまう人体も不思議ですが…。

 

国家試験的には、口腔内アレルギーや減感作療法、が近年の流行りみたいです。

興味のある方は調べてみるのも良いかもしれません。

 

本日はまた総論の続きです。

前回は映像授業の総論でした。

hoshihasubaru-coffee.hatenablog.jp

 

今回は5,6年と2年間に及ぶ医師国家試験対策の流れ、です。

 

大学受験と違い、そこまで多く情報が氾濫しているわけではないので、

たまに拠り所のないことに対する不安がこみ上げてきますが、

一個人のあがいた歴史として何かのお役に立てれば幸いです。

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医師国家試験教材レビュー0 映像授業の全体像(2018年度版)

医師国家試験では多くの人が、映像授業を見ることとなります。

ただ寡占市場であるために、営業に来た方の推しであったり、先輩からの口コミであったりと、

判断材料が少なくなってしまいがちです。

どれが自分にあっているのか、後輩にとってその判断の一助になればと思い、レビューを書いてみようと思います。

 

本記事はその序論に当たるようなもので、

各論にはなるべく踏み込まず、俯瞰して説明するに留めようと思います。

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決戦を終えて113回医師国家試験の振り返り

113回医師国家試験が先週2月9日、10日の2日間にわたって行われました。

はるか昔のことのように思う、というのが実感です。

当日は全国的に冷え込み、雪が降っていた会場もあった様です。

 

大事な試験はなぜか天候に恵まれないような気がしてしまうんですが、

おそらくそれは人間の心理的なものが大きいんでしょうね。

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medu4 テストゼミ予想編

最近、体調管理に気をつけていたはずなのですが、あまり報われていないような気がしてなりません。

体の奥の方で病原体と戦っている、そんな感じがしています。

決壊しないでもらいたいと切に願っています。

本日は、medu4のテストゼミ予想編についてです。

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