医常は異常

地方で医学を学んでいるものです。おもむくままに書いています。

1/9の学び (Bartter症候群、Liddle症候群)

思っているより多くの方に閲覧していただいているようで、
私としましても、なにかお役に立てるような内容を記事にできれば良いのですが、
なにぶん国家試験を目前に控えていますので、
薄い内容となってしまって申し訳ありません。

 視聴したビデオ講座の感想などを時々書き留めて、
またどこかのタイミングでまとめることを目論んでおります。
それまではざっくりとした記事となりますがよろしくお願いいたします。

 

本日もなんとか早起きし、
必修
内分泌
公衆衛生

を勉強していました。


続発性、偽性アルドステロン症で混ざりやすいところ
・Bartter症候群
ヘンレの上行脚にあるNaKCClチャネルの障害をきたしたものです。
新生児、小児に好発し、成長障害を伴うこともあります。
RAA系が亢進し、低K性アルカローシスとなります。
治療はKの補充、スピロノラクトン、トリアムテレン、そして意外なところでプロスタグランジンも使えます。

・Liddle症候群
ENaCの異常でNa再吸収頑張りすぎてしまうものです。
低K性アルカローシス。
Bartterと違う点としましてはレニン、アルドステロンが低値となっているところです。
治療は塩分制限とトリアムテレン。
RAA系が低下しているのでスピロノラクトンは無効です。
ただトリアムテレンは機序が違うので使えるそうです。

 


国試まであと31