医常は異常

地方で医学を学んでいるものです。おもむくままに書いています。

効率的な模試の復習 TECOM、MEC、MM模試

効率的な模試の復習について、思っていることを書こうと思います。

具体的な方法はもう少し下で述べます。
まずは何故効率を求めざるを得なくなったかを先に書かせてください。
単なる自己満足ですので、興味ない方は読み飛ばして少し下から読んでみてください。



私が効率性を求め始めたわけ

私は模試を多く受けすぎてしまいました。
TECOM模試の第1,3回を、MECは春夏冬全て、今年から新たに加わったmedic media模試を受けました。
hoshihasubaru-coffee.hatenablog.jp

そしてTECOM第4回も受験する予定です。 しました。
hoshihasubaru-coffee.hatenablog.jp


周りに流されてしまいがちなのが良くないところですね。
誰かが受けるのなら私も、となってしまいました。


穂澄先生がyoutube動画でおっしゃってらしたことですが、
模試を受けるということはそれだけ復習しなければならない負債を抱えることになる。
本当にその通りだと思います。今、負債で苦しんでいる人が周りに大勢います。


あまりの問題量の多さに愕然とした私は、
模試をどうすれば効率良く役立てられるのか、を1年かけて模索していました。
その際に様々な先人のブログ、アドバイスを参考にさせていただき、私なりの方法がまとまりした。

自身の悩んだ足跡として、以下に具体的な方法を記しておこうと思います。



〜効果的な模試の復習〜

①勝負は試験中から

②試験直後にすること

③直前期

模試を活用するためには、大きく3つの時期があります。
そのどれかが欠けても、模試の負債ばかり目立ってしまいます。


①勝負は試験中から

医師国家試験はマーク試験が400問あります。
その全てが知的好奇心をくすぐるような問題とは限りません。
後で見る必要がない、と思うようなものも多くあります。(具体的な数字は個人の勉強の進み具合にもよりますが…)

さらに、解いている時点ではそうでなくとも、勉強を進めれば確実に得点源となるであろう知識クイズもあります。

いかにそのような問題を試験中にあぶり出すか、が効率性の鍵を握ります。
今後一切見ないように、私は試験中にバツをつけていました
これでまず50問くらいは減らせるはずです。

また問題用紙は後日復習に使えるよう、メモなどを消します。
なので、できれば試験中のメモ書きは最低限にした方がいいです。
特に夏などまだ勉強が進んでいない時期では邪魔になるだけです。



②試験直後にすること

もちろん当日ないしは翌日に、解説書片手に復習です。
その際、自分が不要と判断した問題が、いま一度不要としていいのか確認してください。
実は知らなかった知識、鑑別が隠されているかもしれません。

夏の模試で、公衆衛生に関してはスルーでいいかと思います。夏が明けてからが公衆衛生は本番です。

現時点で知らなくとも、解説書の雰囲気からこれは常識なのだろう、と感じたら勢いよくバツをつけましょう。


また、これは新しいガイドラインから、などと解説書に書いてある問題は、
簡単に解けても残しておくことをおすすめします。
どうしても手薄になりがちな所ですので、解説書がまとめてくれているのは重宝します。

味わいたい問題、考えさせられる問題だと感じたものもぜひ残しておきましょう。

そうこうしていると、200問くらいは残すことになるのではないでしょうか。
約半分です。
ここまでコンパクトにできたら一旦、その模試は置いておきましょう。
直前期までお預けです。




長くなりましたので③直前期、は別の記事にします。